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72.お正信偈を読む(7):依経段(3)


20141205雪景色1
  20141205雪景色2

 昨日に続いてお正信偈(7)です。

「御文」 建立無上殊勝願 超発稀有大弘誓 (こんりゅうむじょうしゅしょうがん ちょうほつけうだいぐぜい)
「訓読」 無上(むじょう)殊勝(しゅしょう)の願を建立(こんりゅう)し、稀有(けう)の大弘誓(だいぐぜい)を超発(ちょうほつ)せり。
「訳文」 この上なくすぐれた願をおたてになり、世にもまれな大いなる誓をおこされた。

 前回、法蔵菩薩の師である世自在王仏は、菩薩のために二百一十億もの浄土の成り立ちやその国々に住んでいる人々の善悪と国土の優劣を説き、それらの全てをお見せになりました。

 法蔵菩薩はこれらのたくさんの浄土の姿を詳しく見て、その中から善なるものを選びとり最高の浄土を作ろうとされました。

 『無量寿経』には、次のように記されています。
 「そのとき法蔵菩薩は、世自在王仏の教えを聞き、それらの清らかな国土のようすを詳しく拝見して、ここに、この上なくすぐれた願を起こしたのである。その心はきわめて静かであり、その志は少しのとらわれもなく、すべての世界の中でこれに及ぶものがなかった。」

 こうして立てられたのが、私たちが四十八願とお呼びしている四十八の願なのです。
 その四十八の願の一つ一つは、「私が仏になったら、これこれのことは実現させます。それができないようなら、私は仏になりません」という法蔵菩薩の誓が込められています。
 この誓が、「稀有の大弘誓」すなわち「世にもまれな大いなる誓」です。

 法蔵菩薩は、この世のあらゆる者を救いたいと願われて、この四十八の願をお立てになりました。
 この四十八の願、とりわけ私たちがご本願とお呼びしている第十八願については、別に学びたいと思います。

(写真は、12月3日の境内の様子です)
 前回と同じくすりガラスに映った戸外の様子とガラスを開けたところです。3日には今年の初雪が降り、秋の風景から一変しました。本堂の屋根から滑り落ちた雪も積もっています。

(このブログは毎週2回、月曜日と金曜日に新しい記事を載せる予定ですので、また覗いてみてください)
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