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68.お正信偈を読む(5):依経段(1)


20141121境内2
  20141121境内1

 「お正信偈を読む」は、お経文の第2回目となります。
 第1回の前回の2句は、「帰敬の頌」と呼ばれる部分で親鸞聖人がご自身の信心を述べられた部分でした。

 それに続く42句は「依経段(えきょうだん)」とお呼びして、親鸞聖人が「釈尊のまことの教えにしたがい」と言われたように、お経に説かれている教えにもとづいて讃えられる段、ということになります。
 このお経というのは、聖人が「真実の教」と呼ばれた『大無量寿経』(『仏説無量寿経』)のことです。

 今回は、その依経段の最初の2句です。

「御文」:法蔵菩薩因位時 在世自在王仏所 (ほうぞうぼざついんにじ ざいせじざいおうぶっしょ)
「訓読」:法蔵菩薩(ほうぞうぼさつ)の因位(いんに)の時、世自在王仏(せじざいおうぶつ)の所(みもと)にましまして
「訳文」:法蔵菩薩の因位のときに、世自在王仏のみもとで、

 ここでは、やがて阿弥陀如来になられる法蔵菩薩が因位(仏となるために修業をされている時期のことです)のときのことが述べられています。
 この法蔵菩薩は国王の身分であったのですが、世自在王仏の説法を聞いて深く喜び、国も国王の地位を捨てて出家された方だと『大無量寿経』に伝えられています。
 世自在王仏は法蔵菩薩を指導された方ということになります。

 「光顔巍巍」で始まる「讃仏偈」という偈文が『大無量寿経』のなかにありますが、これは法蔵菩薩が世自在王仏を讃えられた偈で、ご自分も仏となって世自在王仏のように迷いの人々を救いたい、そのためにはどのような苦難も耐えしのぶ、と決意を表された偈文です。

(この「お正信偈を読む」も前回の記事が10月20日でしたから、その後1カ月を経過してしまいました。もう少し頻度をあげたいと思っています)

(写真は、再度境内のイチョウです)
 もう少しすれば葉を落として冬に向かいます。

(このブログは毎週2回、月曜日と金曜日に記事を載せる予定ですので、また覗いてみてください)
 
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