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693.掲示を変えました

20201120掲示s   20201120境内s

  報恩講をお勤めしましたので、寺の外にある掲示板2か所と本堂の掲示を変えました。掲示の一つは、来年3月6日にお勤めする春季永代経法要のご案内と、もう一つは「ひとこと」です。

 今回の「ひとこと」は次のことばにしました。
 「遊ぶ子に 帰っておいでと 母の声」

 この言葉は、ネットで行き当たった言葉を少し変えたものです。この言葉に出あって、昨年の夏法座でご講師が話しておられたエピソードを思い出しました。(このお話しは印象に残るもので、今でも思い出すことがあります。)

 ご講師は、外で遊んでいた小さな子供さんが家に帰ってきたら、母親は家にいなくて、ふかしたお芋と書置きがあったというお話をされました。その書置きには、「おかえり、かあさんははたけにいます。イモをたべたらはたけにおいで」というものでした。
 かあさんに会えると走るようにして家に帰ってきた子供は、この書置きを読んで、かあさんは家にいなかったけれども自分のことをいつも思っていてくれている、と感じたことでしょう。いそいでイモをほおばって、畑にかけて行く様子が見えるようです。

 ご講師は、阿弥陀さまも、私のことをいつも見守っていていただいているとお伝えいただきました。見守っていただいている私の方がそのことを忘れてしまっていても、いつも変わることなく気遣っていただいていると気付かせていただきました。
 小さな子供さんが遊んでいる様子を見ていますと、保護者、多くの場合母親が、見守っていてくれるということに安心しながら遊んでいるように思えます。ふと見渡して母親の姿が見えないと、途端に不安そうになり、場合によっては泣き出したりします。

 遊んでいる子に直接母親が「帰っておいで」と声をかけていないかもしれません。それでも、子供は、母親が待っていてくれているということを感じながら遊んでいます。声をかけられたら走っていくことでしょう。

 命が終わるとき、私にも帰っていくところがあって、待っていていただいている方がある、という思いは、今生きていく私に大きな力となっていただいていると感じます。
 「待っているから、安心して限りある命を力一杯生きてくれ」という呼びかけを感じながら生きることが大切だと改めて思います。

(図は掲示の「ひとこと」と最近の境内です)

(このブログは毎週2回、月曜日と金曜日に新しい記事を載せる予定ですので、また覗いてみてください)

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