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573.ご門徒さん紹介(11):埴生政広さん

20190920埴生氏  20190920埴生氏2

 今回の「ご門徒さん紹介」は河中所にお住いの埴生政広さんです。

 先日、NHKテレビの「お便りさんぽ」という番組を見ていましたら、埴生さんが映っておられたのです。この「お便りさんぽ」という番組は、NHKの山口放送局が作成している番組で、視聴者からの情報(お便り)によりレポーターが訪問して取材放送するという番組です。

 私はその再放送を見たのですが、最初は8月6日に放送されたものです。
 埴生さんの知人の西村隆之さんという方が万倉で作られている「万倉なす」を栽培しておられ、美味しいのに余り知られていない、もっと知って欲しいと思いNHKに情報を提供されたのだそうです。

 番組でも紹介されていましたが、万倉なすは大正時代から万倉で作られていて多い時には70軒もの農家で栽培されていたのが現在では4軒にまで減り、それも来年にはさらに減ってしまいそうだということです。
 万倉なすの特徴は、皮は薄く、中身は柔らかく甘いところだそうです。皮が柔らかいので、枝や葉が当たっても傷がつくため、風が当たらないようにすることが大事なのだそうです。その防風のためにソルゴ(Sorghum bicolor:モロコシのことでしょうか)というイネ科の植物を周辺に植えるという工夫がされていて、このソルゴがアブラムシなどの害虫を集めて、なすの方に行かないようにするという効果もあるのだそうです。

 万倉なすのお勧めの料理法はやはり「焼きなす」だそうです。番組でも実演されていましたが、網の上で表面が焦げるまで焼いて、割いた身に醤油を加えて食べると、これが甘くて柔らかく・・・一級品なのだそうです。その他、煮物、天ぷらなどなすの定番料理も絶品だと紹介されていました。
 7月に行われたテレビの撮影は朝8時から15時まで続き、リハーサルあり撮り直しもありと暑い中皆さん汗だくの撮影だったようです。先日ご紹介しましたyab山口朝日放送の「通りへ行こう」もよく似た狙いの番組ですが、随分と時間のかけ方が違うのだなあ、と妙な所に感心をしたのです。

 先日、埴生さんのお宅を訪問してお話しを伺ったのですが、このNHKの放送以外でも、埴生さんは地元の活性化や支援のために色々な活動に関わっておられることを聞かせていただきました。その活動の様子もご紹介します。

 「キッズうべたん」(「たん」は探検の探です)という、宇部の魅力を知ってもらおうと夏休みに子供さんを対象にした活動が催されています。その活動の一環として「おいでよ吉部 やよいの里でそうめん流し」というタイトルで河中所を会場に2回開催され、各10組の親子が参加しました。行事は近くの「魚切の滝」で水遊びをした後にそうめん流しやスイカ割りを楽しむもので、そうめん流しには埴生さんが竹から手作りされた設備を使い、埴生さんのお宅の庭で実施されました。冷たい滝での水遊び、そうめん流しと楽しいひと時を過ごしました。
 滝での水遊び、そうめん流しやスイカ割りを養護施設の子供さんが楽しまれたこともあります。家族からの虐待などから保護するために入所している子供さんたち5名が来られました。埴生さんたちと家族のようにして一緒に遊んだことが楽しい思い出になったようで、子供さんから送られてきたお礼の手紙には、初めてこんな楽しい経験をしました、もう一度遊びたいです、と思いがつづられていました。
 山口大学に東南アジアから留学している留学生を受け入れられたこともありました。留学生16人と世話役の宇部高校の生徒さんも含めて40人がそうめん流しやスイカ割りを楽しみました。中には子供さんを連れて留学している人もいて、特に喜んでおられたそうで、その様子はインドネシアのテレビ番組でも紹介されたそうです。

 「吉部ふれあいサポート」という活動もしておられます。16人のメンバーで、吉部地区の一人暮らしや高齢者の方を支援する活動で、草刈やお墓の掃除、買い物の代行、空き家の管理などの要望に応じて仲間の方と駆けつけるという活動です。夏季は特に草刈の依頼が集中し「こちらも年をとってくるし」と大変だったそうです。

 そのお話しを伺って、綠があって滝がある河中所、キッズうべたんのキャッチフレーズで「宇部の秘境といわれる西吉部『やよいの里』で流しそうめんを体験」とあるように、河中所の地が貴重なものだということを感じました。河中所にはかつては10軒のお宅があったのですが、今は2軒になっています。河中所に限らず周辺の地域にも高齢化、過疎化という現実が間違いなく進行しています。
 そのような中でもお互いに支え合い、また様々な行事を通じて魅力を伝え、それを活性化につないでいく活動は大切なものだと改めて思いました。

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 写真左はテレビの取材の様子、右は「キッズうべたん」を報じた宇部日報の記事です。

(最初の写真の左はNHKの「お便りさんぽ」の画面、右は留学生の皆さんがそうめん流しを楽しんでいる所です)

 写真はいずれも埴生さんからお借りしたものです。

(ちょっと嬉しかったことです)

 8月12日、このブログで画家の三橋節子さんについて書かれた本『空と湖水』をご紹介しました。その際、昭和52年刊行された梅原猛さんの『湖の伝説』についてもご紹介したのですが、当時持っていたその本を引っ越しの時に置いてきたようだ、と書きました。ところがその本をこちらに持って帰っていたことが分かりました。いつも使っている本棚とは別の本棚で見つけたのですが、ちょっと嬉しくなりました。
 で、そのブログの記事を少し手直ししました。こちらです⇒「ご紹介します『空と湖水』」

(このブログは毎週2回、月曜日と金曜日に新しい記事を載せる予定ですので、また覗いてみてください)
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