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544.最近の話題(32):頂法寺を訪ねました

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 5月28日、本願寺で朝のお勤めにお参りした後に、京都の頂法寺を訪ねました。学生時代を含めて京都や関西に長い間住んでいたのですが、頂法寺を訪ねるのは初めてのことでした。

 頂法寺は別名を六角堂と呼ばれる天台宗系の単立寺院(宗派に属さない寺院)で、京都市営地下鉄の「烏丸御池」駅から徒歩3分のところにあります。親鸞聖人が比叡山を下りられて100日間参籠され、その後法然聖人の元を訪ねられた、「六角堂」はこのお寺だったと伝えられています。

 聖徳太子が創建されたと伝えられる(実際は10世紀後半ではないかとされているようです)お寺で、古くから広く京都の人びとの信仰を集めていました。また京都の町衆の生活や文化、自治活動の中心を担ってきたと言われています。六角通りを隔てた飛び地に鐘楼(鐘つき堂)があるのですが、戦国時代に京都に戦乱の危機が迫るとこの鐘が鳴らされるなど、都の中心の役割を果たしていたようです。

 六角堂は現在の烏丸通から少し入ったところにあり、周囲はビルが林立しその谷間のような場所にあります。
 境内に隣接して「いけばなの池坊」の本部ビルがありました。元々「池坊」というのは頂法寺の本坊のことで、代々寺の住職として経営、管理に当たってきたのだそうです。また、歴代住職が本尊の如意輪観音に花を供えていて、その花が評判を呼んだことから、華道の中心となったという経緯があるようです。

 境内に遺されている親鸞聖人ゆかりのものとして、「親鸞堂」と呼ばれるお堂と聖人の立像がありました。
 「親鸞堂」は小さな六角のお堂で、中に二つの像が安置してありました。説明板によれば、その一つは、聖人が夢告を受けられる「夢想之像」、もう一つは六角堂参籠の姿を自ら刻まれたとされる「草鞋の御影」だとしてありました。

 聖人の立像は、この「親鸞堂」の向いにある銅像で、説明板によれば、聖人が参籠から比叡山に戻られる姿だとされていました。

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 上の写真左は六角堂の全景、中はビルのに囲まれた六角堂。右は六角の形が分かります。
 右の写真は、「六角堂を上から撮りたい」と境内にいた女性に聞きましたら、「池坊ビルの3台のエレベーターのうち1台が「スケルトン」になっています」と教えてもらって、撮ったものです。六角形の屋根を二重に重ね、手前には入母屋造りの礼堂という建物を附設した複雑な構造になっています。現在の六角堂は明治10年に建立されたということです。

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 この左は聖人の銅像です。中は「親鸞堂」の中の「草鞋の御影」、右は「夢想之像」とされているものです。この2枚は、頂法寺のHPからお借りしました。

(最初の写真左は親鸞堂、右は堂の中の2体の聖人のお像「草鞋の御影」、「夢想之像」とされるものです)

 外から撮った2体のお像は鮮明ではありませんでしたので、お寺のHPからお借りしました。

(このブログは毎週2回、月曜日と金曜日に新しい記事を載せる予定ですので、また覗いてみてください)
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