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534.降誕会をお勤めしました

20190506降誕会

 5月3日、ご講師に林正文師をお迎えして降誕会の法要をお勤めしました。
 当日は爽やかな快晴に恵まれご法話をお聞きすることができました。

 ご講師は、ご法話の中でお釈迦さまと一人の女性のお話をされました。
 幼い我が子を亡くし悲嘆にくれている女性がいました。彼女は、お釈迦さまの許に行って、我が子を取り返したい、そのためには何でもします、と訴えます。
 お釈迦さまはその女性に対して、そんなことはできないことだとは言われませんでした。そのかわりに、「あなたの悲しみはよく分かる。子どもを取り返したいのならば、これから町に行ってこれまでに家族が亡くなったという経験をしたことがない家を見つけてその家からケシの実をもらってきなさい、そうしたら子供さんを取り戻せるようにしよう」と言われたのだそうです。
 母親は、我が子を取り戻したい一心でたくさんの家を訪ねて回ります。しかし、どの家も家族を亡くした経験を持っていました。女性と同じように子供を亡くした家もありました。そうして、女性は最後に、人は必ず命の終わりを迎えるものだということに気づき、それ以後お釈迦さまの教えに耳を傾けるようになったというお話しでした。

 私たちは、今持っているものが永遠に続くものであって欲しい、いつまでも手の中に持っていたい、と願います。私たちの命には生、老、病、死の苦しみがあり、あらゆるものはいつかは失われ消えていくものなのですが、それに執着し捉われるのが私たちの姿です。子どもは「不老長寿は望まないけれど」子どもなりの願望を持ち、その後も私たちは死の瞬間に至るまで、あれが欲しいこれが欲しい、あの人は好きだこの人は嫌いだ、死ぬのはいやだいつまでも生きていたい、と果てしない欲望を持ち、それを得ることができずに苦しみ、また手に入れば入ったでそれを失いたくないと苦しみ、煩悩と苦しみに満ちた命を生きます。
 お釈迦さまは、そのような苦しみに囚われた私たちの姿を示されました。親鸞聖人は、阿弥陀さまはそのような私たちを悲しみ哀れんで、一人残さず間違いなく救い摂ると誓われたと教えていただきました。

 今回初めて知ったのですが、親鸞聖人のご誕生をお祝いする降誕会が勤められたのは割合に新しいのだそうです。私は、もっと昔からお勤めされていたものだと思い込んでいましたが、最初に勤められたのは明治9年だったのだそうです。

 今回の降誕会でも多くの方にお世話になりました。
 仏教婦人会の伊佐地区の皆さんには、おときの準備から給仕、後片付けまでをお願いしました。また総代の皆さんには、受付に加えて餅まきの準備と実施をお願いしました。
 おかげさまで、充実したひと時を持つことができました。ありがとうございました。

 また、昼食の後には勉強会を実施し、11名の方とご一緒にお正信偈の「念仏・和讃」について学ぶことができました。この勉強会は5年前の秋法座から始まって14回目になりますが、これでお正信偈が終わりました。

 写真左は、おときのお世話をいただいた、左から仏教婦人会の岩崎清美さん、木村茂子さん、会長の井上愛子さん、石川ハルミさん、杉山博子さん、監査の志賀信子さんです。
 右は、受付をお願いした総代会三役の井上啓志さん、吉屋博志さん、岩﨑明さんです。

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 次の写真左は餅まきの準備、右は餅まきの様子です。総代さんのご協力をいただきました。

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(このブログは毎週2回、月曜日と金曜日に新しい記事を載せる予定ですので、また覗いてみてください)
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