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487.御絵伝に見る親鸞聖人のご生涯 (14):お取越し

20181123弁円掛軸 (2)        20181123御絵伝 (2)


 11月の始めからお取越しのお勤めに伺っています。その中で、出会いました『御絵伝』と親鸞聖人を描いた掛軸をご紹介します。

 掛軸の方は、昨年このブログでご紹介した山根裕さんのお宅のものです。軸には、親鸞聖人を亡き者にしようとした修験者の弁円が聖人に帰依することになる「弁円済度」の場面が描かれています。
 昨年のお取越しに伺った際に、報恩講のご講師のご法話を聞かれてお母様が大切にされていたこの絵が「弁円済度」を描いたものだと気づかれたというお話しをお聞きしていました。
 山根さんはその後表装を補修され、きれいな掛軸となっていて、「この絵に出会えたご縁をこれからも大切にしていきます」と仰っておられました。

 11月19日にお勤めしました宇内の志賀慎次さんのお宅では、毎年『御絵伝』の軸が床の間にかけられています。
 こちらの軸では、1幅の中に『御絵伝』の20の場面が左右2列に分けて描かれています。この『御絵伝』でも、下から上に、右から左に見ていきます。右の部分には、最初の10場面(「青蓮院門前」から下巻「念仏禁止」までの10場面)が描かれ、左の部分には「九卿の僉議」と呼ばれる部分から最後の「廟堂創立」までの10場面が収められています。
 お話しを伺いますと、慎次さんのお母様が嫁いで来られたころにはこの掛軸はもうあったのだそうですから、随分と古いものだと思われます。15年ほど前に表装を補修されたということで、鮮やかな色彩を保っていました。

 実は、2、3年前お取越しにお参りした際に、他のお宅でも『御絵伝』を描いた掛軸を見た記憶があるのですが、今年のお取越しでは出会っておりません。ひょっとしたら、ご当主が亡くなられご子息が遠くにおられるためにお取越しをお勤めしなくなったお宅でお見受けしたものかもしれません。
 残念なのですが、心当たりのあるそのお宅について問い合わせをしてみたいと思っています。

(写真左は補修が終わった山根さんのお宅の掛軸、右は志賀さん宅の『御絵伝』の掛軸です。)

(このブログは毎週2回、月曜日と金曜日に記事を載せる予定ですので、また覗いてみてください)

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