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44.浄土真宗の教章(5)

20140901三部経1   20140901三部経2

 しばらく間が空きましたが、今回は「聖典」の項に移ります。

 「教章」には次のように記されています。

 聖典 ・釈迦如来が説かれた「浄土三部経」
      「仏説無量寿経」「仏説観無量寿経」「仏説阿弥陀経」

     ・宗祖 親鸞聖人が著述された主な聖教
      「正信念仏偈」(「教行信証」行巻末の偈文)
      「浄土和讃」「高僧和讃」「正像末和讃」

     ・中興の祖 蓮如上人のお手紙
      「御文章」

 旧の「教章」では、「経典」として「浄土三部経」のみが掲げられていました。
 新しい「教章」では、これに親鸞聖人の著わされた「正信念仏偈」と「三帖和讃」(上記の「浄土和讃」、「高僧和讃」、「正像末和讃」のことです)、さらに第八代宗主蓮如上人がご門徒さんに宛てて書かれたお手紙である「御文章」が加えられたということになります。
 これは、私たちは日常の勤行で「正信念仏偈」と「和讃」、「御文章」を拝読し、これらの聖教が親しいものになっているということから「聖典」に加えられたと伺いました。

 宗門の「憲法」に当たる「浄土真宗本願寺派宗制」では、上記の聖教の他に、七高僧の著述、親鸞聖人の他の著述などが聖教に加えられています。

 この七高僧とお呼びするのは、親鸞聖人が祖師と定めて尊崇されたインドの龍樹(りゅうじゅ)菩薩、天親(てんじん)菩薩、中国の曇鸞(どんらん)大師、道綽(どうしゃく)禅師、善導(ぜんどう)大師、日本の源信(げんしん)和尚、源空(げんくう)聖人の7人の高僧方です。
 親鸞聖人はお「正信偈」の中でこの七高僧を一人ひとり取り上げられて、そのご功績を讃嘆しておられます。

(写真は、「浄土三部経」のお経本です)

 左の写真は右から順に、
  「仏説無量寿経(上)」、「仏説無量寿経(下)」、「仏説観無量寿経」、「仏説阿弥陀経」 です。
 右の写真は、「浄土三部経」が全ておさめられたお経本です。同じく「折本」ですが、用紙の裏表両面にお経文が印刷されています。

 この「折本(おりほん)」と呼ばれる形は、お経本の最初の形態である「巻子(かんす、けんす)本」(巻紙の形です)を一定の幅で折りたたんだ蛇腹形になっています。折本の方が特定の場所を開くのに便利だということで、巻子本にかわって広く用いられるようになったと言われています。

(このブログは毎週2回、月曜日と金曜日に記事を載せる予定ですので、また覗いてみてください)
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