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478.実践運動推進協議会

20181022推進協議会  20181022推進協議会2

 去る10月16日、常光寺さんを会場に宇部北組「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)の推進協議会が開催されました。壽福寺からは、住職、坊守と志賀学さんが出席しました。

 協議会は開会式の後、「貧困と子供 子ども食堂」という講題で、宇部小野田組 西法寺の斎藤淳理住職より西法寺を会場に実施されている子ども食堂「みんにゃ食堂」の活動についてお聞きしました。

 この子ども食堂「みんにゃ食堂」は、昨年7月から実施されているもので、毎月2回夕食を提供するという活動です。現在では毎回200人から300人の方が集まられるようになったということです。
 当初は夕食を十分に摂ることができない子供さんを対象にしてスタートしたということですが、現在では年齢を問わず様々な方が集まられるようになりました。とりわけ、独居のお年寄りにとっては、小さな子供さんとの触れ合いが楽しみになっているというお話しもありました。

 これだけ多くの方の食事を準備するのですからそのスタッフのご苦労も多いのですが、運営メンバーの医院の看護師さんが協力されたり、ご門徒さんも参加されたり、食材も多くのお店や個人から寄せられるなど、幅広い協力を得て運用されているということです。
 西法寺さんが会場になったのは、スタート時にどこかよい会場はないだろうか、ということがきっかけになっのだそうです。「お寺がやっている食堂ではなく、お寺でやっている食堂」というご講師の言葉にありましたように、できるだけ宗教色を出さずにおこうと工夫されたのだそうですが、それでも初めてお寺に来たという人も「お寺っていいとこですね」と、寺院に対する親しみを持ってもらうきっかけにしていただいたということもあったようです。

 ご講師のお話しをお聞きした後、出席者はグループに分かれて報告について話し合いを行い、それぞれのグループから話し合いについて報告し、ご講師のまとめをいただきました。
 グループでの話し合いでは、子どもが置かれた貧困の実体を改めて知った、子どもとお年寄りが一緒に食事ができることがよい、しりすぼみにならないことに感心したといった意見や感想が出されていました。また、宇部北組として、この活動に食材を提供したり、あるいは食材を作っている農業の現場を見てもらうなどの支援も可能ではないか、という提案も出されていました。

 「子ども食堂」の活動が各地で取り組まれているということをお聞きしていたのですが、今回初めてその詳細な活動状況をお聞きすることができました。その活動は、多くの方の協力と支援によって支えられて、様々な工夫を凝らして展開されているということを知ることができました。

 宗門の実践目標に「<貧困の克服に向けて~Dana for World Peace~>ー子どもたちを育むためにー」が掲げられています。
 その根底には、「自他ともに心豊かに生きることのできる社会の実現に貢献する」ことが据えられていると思いますが、その具体化にはそれぞれの置かれた環境の中で、その環境に対応した取り組みが求められていると思います。ご報告いただいた西法寺さんの活動は、お寺の置かれた環境に即した活動だと思いました。
 宇部北組としてあるいは個別の寺院として、今回お聞きしたことを参考にして今置かれた環境の中でどのような活動が可能なのかを考えたいと思います。

(写真左は講演中の斎藤淳理氏、右は次回の「みんにゃ食堂」についての案内です)

(このブログは毎週2回、月曜日と金曜日に新しい記事を載せる予定ですので、また覗いてみてください)
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