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408.『阿弥陀経』を読む(58)

20180219六甲山    20180219六甲山2

[御文] 舍利弗・北方世界・有焰肩仏・最勝音仏・難沮仏・日生仏・網明仏・如是等・恒河沙数諸仏
     (しゃりほツ・ほっぽうせかい・うえんけんぶツ・さいしょうおんぶツ・なんしょぶツ・にっしょうぶツ・もうみょうぶツ・にょぜとう・ごうがしゃしゅしょぶツ)

[訓読] 舎利弗、北方の世界に、焰肩仏・最勝音仏・難沮仏・日生仏・網明仏・かくのごときらの恒河沙数の諸仏ましまして、・・・

[訳文] 舎利弗よ、また北方の世界にも、焰肩仏・最勝音仏・難沮仏(なんそぶつ)・日生仏・網明仏など、ガンジス河の砂の数ほどのさまざまな仏がたがおられ、・・・

 今回は、北方の世界におられる仏がたが、お釈迦さまの教えが間違いないものであり、阿弥陀さまの不可思議の功徳を讃えるように、と勧められます。

 今回も瓜生津師による諸仏のご紹介を引用させていただきます。( )の中は、サンスクリット本の『阿弥陀経』に記されているお名前の意味です。サンスクリット本には、このほかに二仏の名前があげられ、合計七仏となっているということです。
  焰肩仏  (大いなる炎の塊をもつもの)
  最勝音仏 (世界にひびく音声をもつもの)
  難沮仏  (攻撃し難いもの)
  日生仏  (太陽から生じたもの)
  網明仏  (網のような光明をもつもの)

 最初の焰肩仏は、南方の仏としてお名前が見えた大焰肩仏と同じ仏さまです。
 最後の「網明仏」の意味が少し分かりにくかったのですが、ネットのサイトで「網のように広く覆う光明のあるもの」という説明がありました。これで理解ができたように思いました。

 以下は、随分と本題から離れることなのですが、日生仏というお名前で、昔聞いた話を思い出しました。
 それは、「星」という字は、「日」という字と「生」という字の組み合わせでできていて、「星は太陽からできたのだ」というような説です。
 日本生命(略称は日生:にっせい)という保険会社がありますが、その日本生命の関連会社に星光ビル管理という名前の会社があります。以前住んでいた住まいの管理会社が星光ビル管理で、その社名は、「日」と「生」を組み合わせた「星」に因んで命名されたのだと聞いたことがあります。
 そんなことからも、「星」=「日」+「生」だという思い込みが強くなっていたようです。

 しかし、何事もよく調べてみる必要があるものです。
 今回初めて「星」という字の成り立ちを調べてみました。手元にあります『字統』という字典によりますと、「星」という字は、「晶」という字と「生」という字の組み合わせでできた文字なのだそうです。「生」は発音「せい」を示すものだということで、古くは「晶」の一字で星を表していた例もあり、「萬物の精、上がりて列星と偽(な)る」という解説がありました。
 何事も思い込みには要注意と、改めて自戒です。

(写真は、冬の六甲山です。このところの寒さで思い出して登場です。)

 2009年の1月半ばに歩いた時のものです。
 六甲山は左の写真のように港町神戸のすぐ近くにあるのですが、海側の表六甲に対して裏六甲(六甲山の北側)は様子を一変させて厳しい冬の景色になります。

(このブログは毎週2回、月曜日と金曜日に新しい記事を載せる予定ですので、また覗いてみてください)
 
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