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405.『阿弥陀経』を読む(57)

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[御文] 舍利弗・西方世界・有無量寿仏・無量相仏・無量幢仏・大光仏・大明仏・宝相仏・浄光仏・如是等・恒河沙数諸仏
     (しゃりほツ・さいほうせかい・うむりょうじゅつツ・むりょうそうぶツ・むりょうどうぶツ・だいこうぶツ・だいみょうぶツ・ほうそうぶツ・じょうこうぶツ・にょうぜとう・ごうがしゃしゅしょぶツ
     各於其国・出広長舌相・徧覆三千・大千世界・説誠実言・汝等衆生・当信是称讃・不可思議功德・一切諸仏・所護念経

[訓読] 舎利弗、西方の世界に、無量寿仏・無量相仏・無量幢仏・大光仏・大明仏・宝相仏・浄光仏、かくのごときらの恒河沙数の諸仏ましまして、・・・

[訳文] 舎利弗よ、また西方の世界にも、無量寿仏・無量相仏・無量幢仏・大光仏・大明仏・宝相仏・浄光仏など、ガンジス河の砂の数ほどのさまざまな仏がたがおられ、・・・

 六方の諸仏が阿弥陀さまのはかり知れない功徳を説かれるお釈迦さまのお言葉が間違いのないものだと証明される「諸仏証誠の段」、今回は西方におられる七仏のお名前が登場します。
 前回と同じく、瓜生津師の諸仏のご紹介を引用させていただきます。( )の中は、サンスクリット本の『阿弥陀経』に記されているお名前の意味です。なお、サンスクリット本では、大明仏に相当する名前がなくて、六仏になっているということです。

  無量寿仏 (無量の寿命をもつもの)
  無量相仏 (無量の塊をもつもの)
  無量幢仏 (無量の幢をもつもの)
  大光仏  (大いなる光明をもつもの)
  大明仏
  宝相仏  (大いなる宝の旗をもつもの)
  浄光仏  (清浄な光線の光をもつもの)
 (無量幢仏の「幢」は「旗」の意味だそうです。)

 一番最初の無量寿仏は、西方におられる無量寿仏ですから、阿弥陀さまのことになります。そうすると、この段では、阿弥陀さまは、ご自身がご自身の功徳を信じよと勧められているということになります。
 古来、そのことについて議論がなされてきたのだそうです。私たちが学んでいます『阿弥陀経』の訳者である羅什三蔵は、このお経の中で原典の「アミターユス」を他のところでは「阿弥陀仏」と訳しているのに、今回の段だけこれを「無量寿仏」と訳していることについての解釈や、み教えの理解、文献学的な見地からも色々な説があるようです。

 しかし、辻本敬順氏は『阿弥陀経のことばたち』の中で次のように言われていますが、同感です。
 「この議論は学者先生方におまかせしておこう。なぜなら、『お浄土の親さまは阿弥陀さまであり、無量寿仏さまともいう。それだけでいい。』という人もいるのだから。」

(写真は、麻雀の牌です。)

 お経を学んでいる中に麻雀の牌(はい)の写真が出てくるのはどうかとも思いましたが、『阿弥陀経』の「諸仏証誠の段」の部分に来て、「東方、南方、西方・・」と方角が示されると、どうしても麻雀のことを思い出してしまいます。
 ご存知のように、麻雀の牌の中には写真のように四方向を示す牌があり、その方角はいつも、「東(とん)、南(なん)、西(しゃー)、北(ぺー)」の順に呼ばれます。日本風にいうと「東、西、南、北」なのでしょうが、中国はインド式の順番だったのだ、と、妙なところに感心したりしていました。

 蛇足ながら、写真の形で上がることができたら、これは「大四喜(だいすーしー:4つの風の牌をそれぞれ3枚集めた手)」という役で、得点はダブル役満で48、000点(親だと5割増しの72、000点)になります。非常に難しい役で、私もまだ作ったたことがありません。・・これまたついでに、私がこれまで作った一番大きな手は「大三元字一色(だいさんげんつーいーそー:大三元も含めて字牌だけでできた手)」という役で、同じダブル役満でした・・・などと、麻雀の話に夢中になってしまいます。

 この写真を撮るために、倉庫の奥にあった牌を久し振りに取り出してきました。昔はこの牌とマットとを車に積んでいて、メンバーが集まればどこででも麻雀を始められる、などと熱心にやっていたものです。

(このブログは毎週2回、月曜日と金曜日に記事を載せる予定ですので、また覗いてみてください)
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