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353.『阿弥陀経』を読む(33)

 20170814カラスウリ   20170814カラスウリ2 

[御文] 其土衆生・聞是音已・皆悉念仏・念法念僧
     (ごどしゅじょう・もんぜおんに・かいしツねんぶツ・ねんぽうねんそう)

[訓読] その土(ど)の衆生、この音(こえ)聞きをはりて、みなことごとく仏(ぶつ)を念じ、法を念じ、僧を念ず。

[訳文] そこでその国の人々はみな、この鳴き声を聞いて仏を念じ、法を念じ、僧をねんじるのである。

 お釈迦さまは、お浄土の人々はお浄土の鳥たちの優雅な声を聞くと、おのずから仏、法、僧を念じる心を起こすのだと説かれます。

 この「仏法僧」は三宝とも称され、「さとりを開かれた仏・ブッダ」と「その教え・ダンマ」と「その教えを受けてさとりを目指す集団・サンガ」を指します。
 瓜生津師は、お浄土の鳥たちがさまざまな多くの教えを説く声は、畢竟この三宝の徳を讃える声となるので、人々はその声を聞くことによって三宝を念じるようになるのだとされています。

 お釈迦さまは、仏教に入門したい者に対して、この三宝に帰依すること三度繰り返すように指示されたと伝えられています。
 それを承けて、宗門で門徒として帰敬の心を表す帰敬式では「南無帰依仏、南無帰依法、南無帰依僧」と称えられますが、まさにそこでは三宝に帰依することが誓われています。
 聖徳太子が定められた『十七条憲法』の第2条にも「篤(あつ)く三宝を敬う。三宝は仏・法・僧なり。(中略)それ三宝に帰りまつらずは、なにをもつてか枉(まが)れるを直(ただ)さん。」とされ、三宝を敬うようにと示されます。

 このように、三宝は仏教そのものといえ、これに帰依することは仏教徒の基本だといえます。

 仏教音楽に『三帰依文』という印象的な曲があります。You Tubeで曲を見つけましたので、ご紹介します。「ブッダ、ダンマ、サンガ」の三宝に帰依するという誓いがパーリ語で歌われます。
 https://www.youtube.com/watch?v=kjrTXo9gpfY&feature=related&gl=CO&hl=es-419

(写真は、カラスウリの花です。今、花期を迎えている植物です。)

 寺の台所の前で咲いています。カラスウリの花は日没後に開いて翌朝には閉じてしまいますので、まわりが明るいうちに咲いているのを見ることができるのはほんの短い間だけということになります。
 昨年まではここにカラスウリがあることすら意識していなかったのですが、今年はたくさん咲きました。秋に実がなるのが楽しみです。

(このブログは毎週2回、月曜日と金曜日に記事を載せる予定ですので、また覗いてみてください。)
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