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343.夏法座をお勤めしました

20170709夏法座集合写真 (2)

 7月9日、夏法座をお勤めいたしました。
 前日は雨で、足元の悪い中をお誘い合わせいただいて、31名の方にお参りいただきました。

 ご講師には、宇部小野田組の明照寺の岡原弘和師をお迎えしました。岡原師は昨年の夏法座に続いて2回目のご出講になります。

 ご講師からは、浄土三部経の概要と、そのうちの『観無量寿経』についてお話しいただきました。
 『観無量寿経』で極楽浄土への往生を願う韋提希夫人(いだいけぶにん)に対して、お釈迦さまは、精神を統一して浄土と阿弥陀仏を観想する定善観法を説かれます。ついでそれが不可能なもののために精神統一をしないままに修する散善法を上品上生から下品下生までの九品に分けて説かれました。
 生涯を通じて悪業を犯さざるを得ない私たち下品(げぼん)のもののために、お釈迦さまは、「南無阿弥陀仏」のお念仏を称える道を説かれます。お釈迦さまは、私たちはお念仏を称えることにより、悪業を取り除かれてお浄土に往生を遂げることができるのだと示されました。

 この『観無量寿経』について、当時の中国では様々な解釈があったということもご紹介いただきました。
 このように簡単な念仏だけで往生できる浄土は劣った浄土である、などの批判が大勢を占めたのですが、善導大師は、お釈迦さまの真意は阿弥陀仏の願力によって、罪深い私たちも真実の浄土に往生できるとされたことにあると明らかにされました。

 ご講師は、お念仏は、阿弥陀仏のご本願を私たちが受け取らせていただいたことを明らかにするもので、私たちの日常生活の中で大切にしなければならないものだとお話しいただきました。

 ご講師は、ご自身の曾祖父さんとそのご子息の大叔父さんのお話しをされました。
 ご子息は結核により床に伏しておられたのですが、その看病をされていた父上(ご講師の曾祖父)も結核に冒され床を並べられるようになられたのだそうです。昭和19年、父上がご往生され、数か月後にご子息があとを追われるようにご往生されたということでした。
 ご住職だった父上は、常に「南無阿弥陀仏」とお称えになっておられたそうですが、ご子息も父上とともに過ごされ、そのご往生の後は、お念仏が絶えることのない日々を送られたそうです。
 ご講師は、(正式に)合掌してお念仏することも大事ですが、日常の動作の中でお念仏が自然に口について出てくることが大切だとお示しいただきました。

 ご講師をお見送りした後、14名の方と差し入れのお握りをいただいて勉強会を開催することができました。
 当日は、お正信偈の「道綽讃」の部分をご一緒に学ぶことができました。

(写真は恒例の集合写真です)

 今回、住職はカメラマンです。

(このブログは毎週2回、月曜日と金曜日に記事を載せる予定ですので、また覗いてみてください)
 
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