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340.宇部北組総代会の総会および研修会が開催されました

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 去る6月21日に養福寺さんを会所に、宇部北組の門徒総代会の総会および研修会が開催され、壽福寺からは総代の井上啓志さん、今橋庄二さんと住職が参加しました。

 この門徒総代会は、、「門徒総代が自ら聞法にはげみ、相互の親睦提携を密にし、伝道に協力する態勢を整えるとともに、寺門の護持発展に寄与することを目的とする」ものす。宇部北組の各寺院の総代さん各1名をメンバーとしていて、井上さんは副会長を務めておられます。

 以下、当日の内容をご報告します。

 ○総会
 今年度の総会では次の議題が審議承認されました。
 ・平成28年度事業報告、会計報告、会計監査報告
 ・平成29年度事業計画(案)、平成29年度予算(案)
 ・役員選出表(今後の役員選出、就任計画です)
 
 ○研修会
 総会に引き続き、研修会が開催されました。研修会のご講師には美祢北組の正岸寺のご住職桑羽隆慈師をお迎えしました。
 ご講師からは、宗門の現状、総代の役割、浄土真宗のみ教えについて分かりやすくお話しいただきました。

 宗門の現状として、総合振興計画の第1期として昨年10月より今年5月までお勤めになった伝灯奉告法要について報告があり、今後第2期、第3期を通じて聖人ご誕生850年、立教開宗800年の節目となる行事が予定されており、これらの通じて、次の目標を達成する計画になっているというお話しがありました。
 ・仏教の精神に基づく社会への貢献
 ・自他共に心豊かに生きる生活の実践
 ・宗門の基盤づくり
 それらの振興計画の中で、宗門、教区、組、寺のそれぞれがどのようや役割を果たしていくのか、が重要なポイントだと話されました。

 次いで、そのような課題に取り組むに当たっての総代の役割についてのお話しがありました。
 ご講師は、総代の役割は住職と協力して、次のような寺院の目的を達成することだとされました。
 ・教義を広める
 ・法要、儀式を行う
 ・信徒、門徒、僧侶の教化養成
 ・礼拝施設、財産の管理

 そのうえで、浄土真宗のみ教えについてお話をされました。印象に残ったことをご紹介します。
 ・仏教の寺は大きく「修行の寺」と「聞法の寺」に分けられるが、聞法の寺は浄土真宗の寺だけ
  「修行の寺」は厳しい修行によって仏になる道を追求する場所だが、お釈迦さまも親鸞聖人も厳しい修行ではさとりをひらくことはできない、とお示しいただいた。
 ・いつの世でも、健康、お金、家族などが大事なものだとされているが、どれもいつかは失われるものであって、生老病死の根源的な苦の解決にはならない
  長く生きることが幸せなのか、お金がたくさんあれば幸せなのか、それを求めて時には争い、いがみあっても、それは解決になるものではないことに気づくときが来る。「修行の寺」がお札やお守りを作って、これらの願いを聞く役割を果たすようになっているが、浄土真宗はそのような解決方法とは無縁で来た。
 ・私が救われていく道は、阿弥陀如来のご本願しかない
  浄土真宗の寺は、このご本願を聞く聞法の場

 お話しの中で、現在の「平等社会」について逸話を紹介されていました。
 学芸会で「桃太郎の役をやるんだ」と言って張り切っていたお孫さんがおられたそうで、楽しみにして見に行ったら出演者全員が桃太郎役だったのだそうです。またウサギとカメの話の感想で、「どうしてカメはウサギを起こしてやらなかったの?」というのがあったのだそうです。
 このお話しで、多様な個性を無視した平等というものが蔓延しているということを改めて感じました。その一方、このような「平等」が求められながら、乗り越えることができないような「格差」が広がりつつある、ことを感じることもあります。複雑な思いを持たされる逸話でした。

(写真は、ハンゲショウです)

 ちょうど今頃、緑と白の鮮やなコントラストが印象的な植物です。寺の近くでは、堀越から根越に行く途中の一か所で植えられています。
 名前を漢字で書くと「半夏生」。半夏生は夏至から数えて10あるいは11日の頃を指す言葉で、7月2日頃になるのだそうです。このころに花を咲かせることからこの名前になったということです。また、葉の一部が白いところから「半化粧」が語源だという説もあるようです。
 ドクダミ科の植物で、自生しているものは個体を減らしていて、絶滅が危惧されている地域もあるということです。

(このブログは毎週2回、月曜日と金曜日に記事を載せる予定ですので、また覗いてみてください)
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