FC2ブログ

22.ご存知ですか(3):お仏壇(1)

 
20140613仏壇

 「ご存知ですか」の3回目は「お仏壇」を取り上げました。

 最初に、お仏壇を置く時のことを記しておきます。

 ○「亡くなった方ができたからお仏壇を購入する」という方がおられますが、お仏壇は亡くなった方が入られる場所ではありません。
  お仏壇はその前に座って、阿弥陀さまのお浄土を思い、阿弥陀さまのお救いにお礼申し上げる場です。もちろん、親しい方が亡くなったことをご縁にお仏壇を購入されるということはあると思いますが、お仏壇はあくまでも、阿弥陀さまと阿弥陀さまのお浄土を思いお礼を申し上げる場所です。

 ○お仏壇を設置する日について吉凶を言われる方がありますが、浄土真宗では日に吉凶は言いません。都合のよい日を選んでいただいて結構です。

 ○仏壇を置く場所や仏壇の向きなどを気にされる方がありますが、これにも吉凶は全く関係ありません。ご家族が集まりやすく、落ち着いてお勤めのできる場所を選ぶことが大切です。

 ご家庭のお仏壇をご覧になられると、お仏壇が三つの区切られたスペースに分かれていることに気づかれると思います。
 その三つのうち中央のスペースにご本尊を安置し、その左右のスペースには「脇掛け」と呼ばれる掛け軸をお懸けします。

 通常は次のようになっています。
  中央:阿弥陀仏を描いた「絵像本尊」、または「六字名号本尊」(「南無阿弥陀仏」の六字)
  阿弥陀さまから見て左脇掛け:宗祖「親鸞聖人御影(ごえい)」、または「十字名号」(「帰命尽十方無碍光如来」の十字)
  阿弥陀さまから見て右脇掛け:本願寺中興の祖「蓮如上人御影」、または「九字名号」(「南無不可思議光如来」の九字)
 この場合、絵像と文字とを混在させず、絵像なら絵像で統一することになります。

 この阿弥陀さまはお立ちになったお姿で描かれています。他の宗派の仏さまは座っておられるもの(坐像)も多いのですが、阿弥陀さまは立っておられすのです。
 これは、私たち凡夫のことを心配されて、いつでもすぐに救いに行けるようにとお立ちいただいているのだとお聞きしました。
 阿弥陀さまのお体からは48本の光が放たれていますが、これは、私たち衆生を救おうと阿弥陀さまが立てられた48の願を表していると伺いました。
 また、十字、九字のお名号はいずれも「南無阿弥陀仏」と同じ意味で、「この私に任せよ、必ず光明の中に摂(おさ)めとって救うから」という阿弥陀さまのお心を表しています。(「お名号」については、追って取り上げたいと思います)

 このお仏壇の基本形は箱形の扉がついたものなのですが、最近の住宅事情を反映していろいろなお仏壇が登場しています。
 その一つは、家具調仏壇と呼ばれているもので、洋風のモダンなものも販売されています。 また、ご本尊を安置した厨子形のお仏壇もあります。
 生活様式に合わせた形でお仏壇をお持ちいただければよいと思います。

 いずれの場合も、ご本尊、お脇掛けは本山からお迎えするようにしましょう。

(おしらせです)
 6月5、6日に本山で執り行われた法統継承の行事に際して、即如前ご門主が「退任に際してのご消息」を、専如新ご門主が「法統継承に際してのご消息」を発布されましたが、全文が本願寺のHPに掲載されています。こちらをご覧になってください。
   http://www.hongwanji.or.jp/

 
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

カウンター
カテゴリ
検索フォーム
リンク
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
最新トラックバック
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR