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212.宇部北組仏教婦人会連盟総会を開催


20160407仏婦大会1
      20160408仏婦大会2 

 4月7日、教善寺さんを会所に、第5回宇部北組仏教婦人会連盟大会を開催し、お手伝いの会員さんを含めて15か寺から100名を超える方にご参加いただきました。

 開会式の後に、定例の総会を開催し、次の事項について承認をいただきました。
 ・平成27年度活動報告、会計報告、会計監査報告
 ・平成28年度活動計画、会計予算
 壽福寺の杉山会長には、開会式での代表焼香および連盟会長挨拶、総会での平成27年度活動報告および平成28年度活動計画を担当していただきました。

 引き続き、周防大島町の荘厳寺のご住職、白鳥文明師からご法話をいただきました。

 ご講師からは、現代社会における宗教や寺の役割、存在意義について多面的にお話いただきました。
 最初に寺院の数とコンビニの数のどちらが多いと思うか、という問いが投げかけられ(寺院の数の方が多いのだそうです)、ついでどちらが役に立っているのかという問いかけは強く印象に残りました。
 私たちが「豊かな」生活を手に入れたように見えても幸福感は増加していないという事実、その背景には私たちが手に入れたもの(分子)よりも分母である煩悩の方が増大していることにがあるのだというご指摘もありました。
 そのような豊かさに関する誤解、膨張し続ける煩悩について自ら気づくことの難しさ、そのことに対して宗教や寺の役割があるのだと改めて思い返すことができました。

 人間が過去200年の間に作り出した3つの大事なもののお話も印象に残りました。
 「ベスト3は何だと思いますか」、という質問に対して答えをすぐには思いつくことができませんでしたが、その3つは、大事な順に「文字」、「数」それと「言葉」ということでした。確かにこれらがなければ人間ではないのですが、それらが当たり前のものになってしまっていて私たちがそのことに気づかずにいるのだというご講師のご指摘がありました。
 阿弥陀如来の光も、私たちにとっていつもそこにあって私たちを照らしていただいているのだけれど気づかずにいる、そのようなものになっているのではないかというご指摘でした。
 このように当たり前にある(と感じられている、あるいは、と気づかずにいる)もの、について改めてその意味を問い直すということも、宗教や寺の大事な役割だと確認する必要があると思いました。

 昼食の後には、ご講師のご長女の白鳥智明師(荘厳寺の副住職をされています)にご出演いただいて、ライブ演奏を楽しみました。参加者一同は、智明師のご自身を紹介する歌などのオリジナル曲も含めて明るく爽やかな歌声とユーモアを交えたトークに聴き入りました。

 智明師のお話の中で、曾おばあさんを始め、祖父母、ご両親、ご主人やお子さんなどのご家族、友人、ご門徒さんなど実に多くの方々とのかかわりの中で、励まされ育てられたという言葉が印象に残りました。
 そして、それらの関わりを通じて、またジャムを製造販売する活動やライブの活動を通じて、今度は智明師が地元の人びとを始め多くの周りの人びとの励ましになり、活力の源となっておられるのだということを感じました。

 当日ジャムの販売に同行していた長崎出身の男性と話をする機会がありまました。彼は東京で生活していたのだそうですが、瀬戸内ジャムズガーデンの活動に魅力を感じて周防大島にいわばJターンしてきたのだそうです。生産販売の活動を通じて、地元の農家に支えられ、支えているということを実感していると言っておられましたが、智明師の活動が地元に雇用を生み出し、元気を生み出しておられることは素晴らしいことだと思いました。

 このような活動が寺を拠点にして始動したということは、午前中のご法話の「寺の役割」のテーマともかかわることであります。また、私たちが現に直面している「過疎」の問題に寺が力を発揮する一つの姿だとも感じました。

(写真は、ご法話とライブの様子です)

 今回のようにお二人で出かけられることはほとんどないのだそうで、坊守さんからは「今回が最後ですよ」と言われたのだそうです。貴重なお時間をいただきました。

(このブログは毎週2回、月曜日と金曜日に新しい記事を載せる予定ですので、また覗いてみてください)
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