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14.ご存知ですか(2):焼香


  20140516香炉  

 「ご存知ですか」の第2回は「焼香」です。 ここでは、一般に行われている供香(ぐこう:燃香および焼香)について学びます。

 供香は仏前でお香を焚くことですが、お釈迦様の時代から体臭などの悪臭を除き心身ともに落ち着かせるという目的で行われてきました。

  浄土真宗では仏前に灯(蝋燭)、香、華をお供えしますが、その一つがこの供香なのです。
 供香に用いられる用具は香炉と呼ばれ、蓋のついた金属製の金香炉(かなごうろ)あるいは蓋のない焼き物の土香炉(どごうろ)に灰を入れたものを使用します。 

 日常的には土香炉で線香を燃やします。これが燃香です。
 この場合、火を点けた線香を土香炉の灰の上に横にして置き、線香を立てることはしません。そのため線香は土香炉に入る長さに折ってから火を点けるようにします。

 法事などの改まった時には金香炉(土香炉で代用しても構いません)に焼香します。
 金香炉で焼香をする場合は、通常は奥に置いてある金香炉を前方に置き土香炉を後に置き換えておきます。
 金香炉(または土香炉)の中に火種を入れておき、これでお香を燃やします。

    20140516火種
 ●写真は火種の例です。右の炭に点火して香炉の灰の上に置きます。この炭で約30分間火がもちます。

 その焼香は、次のように行います。 葬儀などで卓(焼香卓「しょうこうじょく」と呼ばれます)上の香炉で焼香する場合も同様です。
 ○尊前の2、3歩前で軽く一礼(一揖といいます)し前に進みます。
 ○香盒(こうごう:お香を入れた丸い容器です)の蓋をとりその縁にかけます。
 ○お香を一回つまんでそのまま香炉の火種上に入れます。お香を入れるのは一回だけで、お香を額に押し戴くことはしません。また、お香をつまむ前に合掌する必要はありません。
 ○香盒の蓋を閉めます。(後に続いて焼香する人がいる場合は、蓋は開けたままで結構です)
 ○合掌・礼拝します。
 ○2、3歩後退して一揖します。

 座敷でのご法事で多くの方が焼香されるような場合に、いわゆる「回し焼香」という方法をとる場合があります。
 この場合にはお盆の左に火種を入れた土香炉を、右に香盒を載せ、これを回して順番に焼香を行います。

 写真は寺の香炉です。中央奥が香炉台に乗せた金香炉、手前が土香炉、右が香盒の蓋を取ったところです。

(このブログは週に2回、月曜日と金曜日に記事を追加しています。また覗いてみてください。)

  
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