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156.最近の話題(9):「あるがままに」

20150925ライブ2   

 9月21日の夕刻、俵山の西念寺さんでライブ演奏を聴いてきました。地元のNPO法人「ゆうゆうグリーン俵山」というグループが主催されたコンサートでした。

 演奏を聴かせてくれたのは、「リッキー&ザ・ミッシェル」という4名のバンドでした。このグループの演奏を聴くのは初めてでしたが、調べてみると海外でも名前を知られた「ビートルズトリビュートバンド(ビートルズを讃えて演奏するバンド)」なのです。合わせて約2時間半、懐かしいビートルズの曲をたくさん聴くことができました。

 また、同じころ(今から50年以上も昔になるのです!)日本でも大人気だったベンチャーズの曲も2曲(「パイプライン」と「キャラバン」)演奏されてこれも懐かしくてよかったです。
 ちょうど当日の朝のNHKの番組でベンチャーズのドン・ウイルソン氏(最初からのメンバーで、ツアーに参加している最後のメンバーですが、今回の日本公演を最後に引退されました)に密着取材した番組を見たところですから、よかったです。

 この演奏会が始まる前に本堂でお勤めがあり、ご住職から短いご法話をいただきました。その内容が印象に残っていますのでご紹介したいと思います。

 当日の演奏会がビートルズ中心だったことから、ご住職は「Let it be」ということばをキーワードにお話をされました。「Let it be」はビートルズナンバーの曲名なのですが、ご住職はこれを「あるがままに」と受け止められておられました。
 私たちは、自分の外にあるものを自分勝手な計らいで「(自分にとって)これはいいもの、これは悪いもの」と仕訳をして受け止めてしまいます。その結果、自分の作った善悪の枠でしかものを見ることができなくなり、この枠にとらわれてしまってこれが大きなストレスの原因になるのだとお示しいただきました。自分が作った枠に自分がとらわれているという、まさしく自分中心の煩悩そのものです。
 阿弥陀如来の智慧の光の中では、あらゆるものは私の計らいを超えて、善悪を超えて、変化を繰り返しながらそこにあるのですから、私たちはこれらを「あるがままに」受け止めることが大切なのだとお話しいただきました。

 この曲の最初の部分です。
  When I find myself in times of trouble
  Mother Mary comes to me
  Speaking words of wisdom, let it be
 (私がつらいおもいをしているときに、
  マリアさまが来られて
  私に智慧のことばをかけてくれます「Let it be」と)

 「Let it be」は、阿弥陀如来の智慧のことばでもありました。

 このご法話をお聞きして、以前にご紹介した吉野弘さんの次の言葉を思い出していました。
 「自分の好悪の感情で、人を批判せぬことです。
  善悪のいずれか一方に、その人を押し込めないことです。」

 演奏会の会場ではビールや焼きそば、おでん、焼き鳥なども販売されていて、ほっと肩から力が抜けるようなひと時を過ごすことができました。

(写真は演奏会の様子です)
 演奏はライトアップされた山門をバックに行われました。

(このブログは毎週2回、月曜日と金曜日に新しい記事を載せる予定ですので、また覗いてみてください)
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