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141.ご存知ですか(10):法名


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 前回の「ご存知ですか」の記事が今年の2月でしたから半年ぶりのになりますが、今日はテーマは「法名(ほうみょう)」です。

 先日ご門徒さんとお話をしていた時に法名についてご質問が出ましたので、今回取り上げることにしました。
 そのご質問は、「法名とはどのようなものなのですか」「戒名(かいみょう)とは違うのですか」というものでした。

 法名は、「仏法に帰依し、釈尊の弟子となった者の名前」(『浄土真宗辞典』)です。
 浄土真宗本願寺派では「釋」の字に漢字2文字を加えたものを法名としています。かつては「○○居士」とか「○○大姉」といったものを付すことがありましたが、現在は「釋」を冠した2文字のみとしています。

 よく「戒名」と混同されることがありますが、戒名は「戒律を授けられ、持戒して善根功徳を積む者に与えられる名前」(『浄土真宗辞典』)とされていて、戒名は自力の修行を行い戒律に生きる人が受ける名前だといえます。
 私たちの浄土真宗では、私たちは「戒律」ではなく「法」(お釈迦さまがお示しいただいた真理)により生きるのですから法名ということになります。

 で、この「釋」はお釈迦さまの「釈」の字の旧字体なのですが、いわば苗字です。私たちは法名をいただけば、みな同じ苗字をいただいたお釈迦さまの弟子ということになります。
 話が脱線しますが、釈由美子さんというタレントがおられます。調べてみましたらこの名前は本名だということですので、生まれながらにしてお釈迦さまのお弟子さんだった・・・?。

 もう一つ気になりますのは、この法名は故人が亡くなってから受けるものだと思っておられる方が多いことです。
 前にも申しましたように、法名はお釈迦さまの弟子になったこと、仏法に帰依して生きることの証し、なのですから、生前に受けるものです。
 私たちの浄土真宗では、本山本願寺で行われる帰敬式でご門主から「おかみそり」を受けて法名を受けることが基本です。
 ご葬儀に先立って導師である住職が「おかみそり」を行う場合がありますが、これは生前に法名を受けることができずに亡くなられた方のために、やむを得ずご門主にかわって住職が行うものなのです。

 本願寺では原則として毎日、帰敬式が行われご門主から「おかみそり」を受け法名を受けることができます。また、京都まで出かけることが難しいという方のために、別院(山口別院)でも帰敬式を行っていて、法名を受けることができます。
 今年の別院の帰敬式は次の要領で行われます。

 ○日時 11月25日 13:30~
 ○場所 山口別院

 法名についてのご希望やご質問がありましたら、寺までご連絡ください。
 
(写真は、7月中旬の秋吉台で撮ったネジバナです。)

 ネジバナはラン科の植物らしく可憐な花を持っています。らせん状に花をつけるのですが、左の写真にありますように右巻きと左巻きがあって両方が仲良く並んで咲いている場合もあります。 

(このブログは毎週2回、月曜日と金曜日に新しい記事を載せる予定ですので、また覗いてみてください)
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