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70.ご紹介します(3):「浄土真宗 新仏事のイロハ」


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 今日は書籍のご紹介です。

 11月9日の報恩講では、午後のご法話の後に第2回の勉強会を開催しました。
 20名の方にご出席いただいて、『正信偈』の最初の16句についてご一緒に学びました。

 第1回の勉強会の中で、「浄土真宗の作法や、仏事についてまとめた本があったら紹介して欲しい」というご希望がありましたので、当日次のご本をご紹介しました。

 書名:「浄土真宗新仏事のイロハ」
 著者:末本 弘然 氏
 出版:本願寺出版社
 価格:600円+税

 
 内容は次のようになっています。

 はじめに
 1.お仏壇のお飾り-仏さまを仰ぐ-
 2.葬儀を行う-悲しみを超えて-
 3.お墓と納骨-亡き人を偲ぶ縁として-
 4.法要・行事-仏縁を深めよう-
 5.礼儀と作法-お寺に親しむために-
 「教区教務所連絡先一覧」
 「本願寺・大谷本廟案内地図」

 内容は次のような形で、テーマが示されて説明内容が記述され最後に(ポイント)として要点がまとめられています。例えば、

 [先祖の捉え方]亡き人はどこへ行った?

  記事

 (ポイント)
  ●亡き人は阿弥陀仏の救いで浄土に生まれる
  ●お仏壇を通して、浄土に生まれ仏となった亡き人を偲ぶ

 浄土真宗の基本的な事項が分かりやすくまとめられたご本です。ご希望があればお取り寄せしますのでご連絡ください。

(写真は、そのカバーです)

(このブログは毎週2回、月曜日と金曜日に新しい記事を載せる予定ですので、また覗いてみてください)
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69.上宇内地区の報恩講をお勤めしました


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 11月22日、宇部市上宇内地区の集会場で報恩講とお紐解きのお勤めを行いました。

 この行事は上宇内地区の16軒の浄土真宗のご門徒さんが共同でお勤めされるもので、戦前から引き継いでこられたものだそうです。
 この行事の特徴は、この16軒のご門徒さんが壽福寺のほかこの地区の正恩寺さん、法栄寺さんの3カ寺のご門徒さんだということです。このご門徒さんが持ち回りで当屋(とうや:当番)となって、毎年春(降誕会、永代経法要)と秋にお勤めをされています。

 当日は、一同で『正信偈』と『讃仏偈』を拝読した後に、ご法話をお取り次ぎしました。
 このお勤めと法話も上記の3カ寺の住職が持ち回りで担当してきたのだということで、今回は壽福寺の担当だったのです。

 お聞きしますと、もともと阿弥陀堂という阿弥陀如来を安置したお堂が近くにあったのですが、その阿弥陀如来像をお移ししてこの集会場とされたのだということでした。従って、集会場の中に立派なお仏壇があり、軒先には半鐘も備えられていました。
 16軒のご門徒さんは毎朝順番でご仏飯とお花をお供えされていて、この地区の多くの年中行事もこの集会場を会場に行われているということですから、地域の結合の場となっているのだと思います。
 かつて各地にあった浄土真宗の聞法の場の名残と言えるかもしれません。

 翌日の23日は、その昔の阿弥陀堂の周辺の草刈りを一同で行う予定だということでした。

 この上宇内地区には豊後竹田の岡城(滝廉太郎の「荒城の月」で知られています)の城主だった志賀親次(ちかよし)公(1660年95歳で美祢郡岩永村にて寂)のお墓があり、志賀姓の方が多くおられる地域で、古くから強い絆で結ばれてきた地区だったのです。
 しかしこの地区でも過疎化が進んでいて、外に出られたご門徒さんもたくさんおられます。
 現在残られた方々で地域のつながりを維持することの難しさもお聞きしましたが、このような貴重な行事が長く続いてもらいたいものだと、改めて思いました。

 この上宇内地区と壽福寺とは距離にして約14キロメートルも離れた地にあります。古くからのご門徒さんがおられるのですが、どのような経緯でそのような離れた地域にご縁ができたのかよくわからずにいます。
 昔は寺の法座にお参りいただくのに、この道のりを歩いて来られたのだそうです。
 朝早く暗いうちに家を出て、帰りの時間を考えるとほんの短時間しか寺にいることができなかったそうですが、それでもお説教を聞きたいと遠い山道を歩かれたのだというお話を伺い、本当にありがたいことだと、このご縁、つながりを大切にしなければならないという思いを新たにしました。

(写真は当日の様子と、集会場の風景です)

(このブログは毎週2回、月曜日と金曜日に記事を載せる予定ですので、また覗いてみてください)
 

68.お正信偈を読む(5):依経段(1)


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 「お正信偈を読む」は、お経文の第2回目となります。
 第1回の前回の2句は、「帰敬の頌」と呼ばれる部分で親鸞聖人がご自身の信心を述べられた部分でした。

 それに続く42句は「依経段(えきょうだん)」とお呼びして、親鸞聖人が「釈尊のまことの教えにしたがい」と言われたように、お経に説かれている教えにもとづいて讃えられる段、ということになります。
 このお経というのは、聖人が「真実の教」と呼ばれた『大無量寿経』(『仏説無量寿経』)のことです。

 今回は、その依経段の最初の2句です。

「御文」:法蔵菩薩因位時 在世自在王仏所 (ほうぞうぼざついんにじ ざいせじざいおうぶっしょ)
「訓読」:法蔵菩薩(ほうぞうぼさつ)の因位(いんに)の時、世自在王仏(せじざいおうぶつ)の所(みもと)にましまして
「訳文」:法蔵菩薩の因位のときに、世自在王仏のみもとで、

 ここでは、やがて阿弥陀如来になられる法蔵菩薩が因位(仏となるために修業をされている時期のことです)のときのことが述べられています。
 この法蔵菩薩は国王の身分であったのですが、世自在王仏の説法を聞いて深く喜び、国も国王の地位を捨てて出家された方だと『大無量寿経』に伝えられています。
 世自在王仏は法蔵菩薩を指導された方ということになります。

 「光顔巍巍」で始まる「讃仏偈」という偈文が『大無量寿経』のなかにありますが、これは法蔵菩薩が世自在王仏を讃えられた偈で、ご自分も仏となって世自在王仏のように迷いの人々を救いたい、そのためにはどのような苦難も耐えしのぶ、と決意を表された偈文です。

(この「お正信偈を読む」も前回の記事が10月20日でしたから、その後1カ月を経過してしまいました。もう少し頻度をあげたいと思っています)

(写真は、再度境内のイチョウです)
 もう少しすれば葉を落として冬に向かいます。

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67.お取り越しのお勤めに伺っています


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 11月3日より、ご門徒さんのご家庭に伺ってお取り越しをお勤めさせていただいています。

 「お取り越し」は各ご家庭でお勤めいただく報恩講のことです。
 親鸞聖人のご命日にご本山で勤修される法要を「ご正忌報恩講」とお呼びしますが、それに先だって(取り越して)各ご家庭でお勤めいただく報恩講を「お取り越し」とか「お引上げ」とお呼びしています。
 そのほかに、各寺院や別院などで営まれる報恩講もあり、それぞれ浄土真宗の最も大切なお勤めとされています。

 このお取り越しに伺う計画をたてるのに一工夫が必要なのです。
 壽福寺の場合ですと、地元の旧厚狭郡楠町を含む宇部市を始め美祢市、山陽小野田市、山口市と割合に広い範囲にお伺いすることになります。
 それで、お伺いするご家庭を地区ごとに分けて順番を決め、移動時間も考慮して予定の日時をご連絡します。

 今年の計画では、各ご家庭にいることができる時間を長く取れるようにしました。
 昨年初めてお取り越しに伺って、時間に追われてゆっくりとお話することもできず、いわば後ろ髪を引かれるような思いで次のお宅に向かうというような経験をしたからです。
 遠隔地にお住まいで法座にもおいでになれないご門徒さんで、一年の間にご法事がない場合は、このお取り越しが唯一の顔を合わせてお話できる機会なのです。そんなことで、このお取り越しは寺の近況をお話したり、ご門徒さんの最近の様子をお聞かせいただく大切な時間だと思っています。

 今年は、お勤めの後にお茶をいただきながらお話をする時間を持つことができて、その間にいろんなご質問をうけるようなこともあり、嬉しく思っています。
 新聞「壽福寺だより」が話題に上ることもあって、これも嬉しいことです。特に、お仏壇の荘厳方法についてよくご質問をいただきました。

 12月8日までのロングランのお勤めとなりますが、お話ができることを楽しみにしています。

(写真は、同じ宇部北組の教善寺さんの境内にあるサザンカです)
 この時期の花の代表のようなサザンカですが、壽福寺には大きな木がないものですから、教善寺さんのサザンカを使わせていただきました。
 このサザンカは樹齢約400年、樹高10メートルもある銘木で、県の天然記念物に指定されています。
 右の写真に見えますように、連理という枝と枝が融合するという古木に特有の珍しい現象も見ることができます。
 余談ですが、「連理の枝」、「比翼の鳥」というのは夫婦の仲睦まじい様子を表す言葉でもありました・・・

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66.念仏奉仕団の計画です


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 昨年に続き宇部北組の念仏奉仕団が計画されていますので、ご案内いたします。
 宇部北組としては、ご門主交代後初めての奉仕団となります。
 
 案内書(申込書)は追ってお手元にお届けいたしますが、大谷本廟への納骨をご予定の方、本山での帰敬式をご希望の方は是非ご参加をご検討ください。

 概略は次の通りです。

1.実施日時
 2015年(平成27年)3月24日(火)~26日(木)の2泊3日

2.スケジュールの概要

 (第1日目)
  JR新山口駅集合⇒7:05発のぞみ4号⇒8:58新大阪着
  ⇒(貸切バスにて)⇒10:30~11:20大谷本廟(納骨・参拝)⇒11:50宿舎着(着替え)
  ⇒12:10~12:40聞法会館(昼食)
  ⇒13:00~17:00奉仕活動等(清掃奉仕、抹茶接待、「書院」拝観、「飛雲閣」拝観、「龍谷ミュージアム」観賞)
  ⇒泊:「京都緑風荘」

 (第2日目)
  6:00晨朝参拝(帰敬式)⇒朝食
  ⇒8:50~12:00奉仕活動等(清掃奉仕、ご門主ご面接・記念撮影)
  ⇒(貸切バスにて)⇒(車内で昼食)⇒天橋立観光
  ⇒泊:夕日ヶ浦温泉「佳松苑」(京都府丹後市網野町木津)

 (第3日目)
  8:30宿出発⇒(貸切バスにて)⇒8:35~9:10「お土産処かにはん」⇒11:40~14:20姫路・「太陽公園」(昼食・園内遊園)
  ⇒(山陽自動車道)⇒19:30山口南IC⇒19:40JR新山口駅着

(写真は昨日の境内の様子です)
 ここ2、3日の冷え込みでイチョウが一気に黄色くなりました。

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65.報恩講をお勤めしました


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 昨日11月9日、報恩講をお勤めしました。
 小雨が降る肌寒い日となりましたが、37名の方にお参りいただきました。
 ご講師は船木の願生寺さんのご住職、山名真達師です。師からは親鸞聖人のご法事である報恩講にあたり、聖人のみ教えについてお話いただきました。

 強く印象に残ったお話を一つ記しておきます。

 週刊誌の連載記事で、七歳の子供さんが「自分は死んだらどうなるのか、死ぬことが怖い」と言い始めたという話を聞いた、という記事を読まれたというお話がありました。
 その子供さんがそう言い始めたのは東日本大震災の翌年の頃だったそうで、津波が押し寄せる映像が何回も写され、自分と同じ年頃の子どもたちが命を失い、両親を失った子供たちがたくさんいたことを知って、死について強く意識されたのだと思います。
 それを聞いて心配した両親は、その子供を病院に連れていったり、ディズニーランドに連れていったりしたのだそうです。心の病気ではないかと疑ったり、楽しいことを経験させれば治ると考えられたのでしょうか?

 その連載記事を書いている脚本作家は、「許される嘘」として、「お前が大きくなった頃には、死ななくてもよいような薬が発明されているからそんな心配はいらないよ、その薬はお前のお父さんやお母さんにも間に合うだろうから心配はいらないよ」と言って安心させるのがよい、と書いておられたのだそうです。
 ご講師は、この子供さんは人として非常に大事な問題に向き合っているのだから、安易な「嘘は許されない」とされていました。
 人は必ず死ぬこと、しかし死はそれで全てがおしまいではなく阿弥陀さまに救われてお浄土で新しい生を得ること、そこでは懐かしい人達に再び会うことができること、阿弥陀さまはいつも私たちを見守っておられること、などを教えるべきだったとお話いただきました。

 死や生についてそのように知ることによって、その子供さんのその後のものの考え方や行動も大きく変わってくるのではないだろうか、と思いながらこのお話をお聞きしていました。

 今回の報恩講にあたっても、多くの方々にお力添えをいただきました。
 総代さんには、すでにご紹介しましたように草刈り、生け垣の剪定をお願いし、当日の受付をお願いしました。
 仏教婦人会の皆さんには、前日のお斎の下ごしらえと下陣、廊下の掃除、会場の準備、当日の料理、給仕、後片づけとフル回転のご協力をいただきました。
 記して厚くお礼申し上げます。

(左の写真は恒例になってきました集合写真、右は当日台所をお手伝いいただいた婦人会の方々です)
 婦人会の方は左から井上副会長、杉山会長、江木都美恵さん、山本信子さん、志賀信子さんです。
 また、前日の準備には杉山会長、井上副会長と野原泰子さんにご協力いただきました。

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64.来年度の山口教区子供大会

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 去る11月4日、西念寺さんで宇部北組の法中会(住職による会合)が持たれました。
 その中で、来年度の子供会行事の運営について、下記の通り概略が決定しましたのでご連絡します。

1.山口教区子供大会(来年度は宇部北組が引き受けて開催することになっています)
 (1)実施時期 2015年8月27日
 (2)実施会場 「アクトビレッジおの」
 (3)募集人員 200名
 (4)実施内容 200名の参加者を100名ずつ2つのグループに分けて午前、午後入れ替えで次の行事を実施する
  ・「アリーナ」を会場に、かまぼこ板を使った「秘密基地」つくり(以前、住職メンバーでテストしたものです)
  ・グランドゴルフまたは腕輪念珠作成(グランドゴルフについては、一度テストをやろうということになっています)

2.宇部北組の子供会行事
 例年開催をしてきましたが、来年度は上記の山口教区の行事を引き受けることになるので、北組の行事は中止として教区の行事の企画、運営に集中することとしました。
 今年度の北組の行事は同じ「アクトビレッジおの」で開催しました。

(おしらせです)
 今回、このブログに「子供会」というカテゴリを新しく作り子供会に関する記事をこちらに入れることにしました。

(左の写真は「親鸞聖人御絵伝」で、右の写真は左余間です)
 報恩講の準備として、お懸けする軸を代えました。
 「親鸞聖人御絵伝」は4幅からなる絵伝で、親鸞聖人のご生涯を描いたものです。報恩講の期間中に本堂の右(向かって左)余間(よま)にお掛けします。
 右余間には通常は「七高僧」のご絵像をお掛けしていますが、この期間中は左余間に移して、聖徳太子のご絵像と並べてお掛けすることにしています。
  光量が不十分で見にくい写真になりました。

(このブログは毎週2回、月曜日と金曜日に記事を載せる予定ですので、また覗いてみてください)
  

63.ジャズのライブ演奏会を行いました


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 先日ご案内しておりましたジャズのライブ演奏会を、11月1日に川棚の「コルトーホール」で開催しました。

 当日は雨模様の天候の上に、各地で文化の日にちなんだ行事があったり、翌日に下関海響マラソンが予定されていたりと、行事が重なった日程になっていたのですが、約60名の方においでいただきました。
 壽福寺のご門徒さんおよびご家族の方も3名ご参加いただきました。

 メンバーは関西を中心に各地で活躍中の升本しのぶさん(ボーカル)、浜村昌子さん(ピアノ)と笠松としやさん(ベース)の3名の方で、升本さんの澄んだ歌声を二人の演奏が支えて進むという素晴らしいステージでした。

 今回のライブに向けて大阪でもリハーサルを繰り返されたそうで、当日も開演前に入念なリハーサルが行われ、演奏が始まりました。曲目は、オリジナル曲の他にジャズのスタンダードナンバーや、シャンソン、ボサノバ、日本の曲などから幅広い選曲がなされ、次のような曲が演奏されました。 
  「A列車で行こう」、「on Green Dolphin Street」、「虹の彼方に」、「イパネマの娘」、「枯葉」、「G線上のアリア」、「見上げてごらん夜の星を」

 会場の皆さんは、ゆったりと聴き入っておられたようです。
 
 ご参加いただいた方々にお礼申し上げます。

(写真は、演奏の様子と出演いただいた三人の方です)

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