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62.報恩講に向けて草刈りを行いました


20141031剪定1    20141031剪定2   

 10月30日、報恩講の準備として境内周辺の草刈りをしていただきました。

 総代の岩崎昌彦さん、今橋庄二さん、井上啓志さん、志賀勇一さん、吉屋博志さん、志賀智さんと、橋羽正祐さんが8:30に集合、作業が始まりました。

 今回、通常の草刈りの他にスギの生け垣の剪定もお願いしました。
 山門のそばに2か所の生け垣がありますが、伸びた枝を電動の「バリカン」で剪定して形を整えていただきました。

 この生け垣の高さは2メートル前後ありますので、上の面は脚立に乗って剪定する必要があります。それに、山門に続く形である生け垣の方は、高い石垣の上に石垣の端から余り間隔を置かずに植えられていますので、その狭い間に体を置いて剪定するのは大変な作業でご苦労をおかけしました。

 バリカンで枝を刈る人、脚立を支える人、刈った枝を集める人、と分担して作業を行っていただき、無事に剪定を完了することができました。
 おかげさまで11月9日の報恩講ではすっきりした境内にお参りの皆さんをお迎えすることができます。
 お疲れ様でした。ありがとうございました。

(写真は当日の作業の様子です)
 左の写真が石垣の上の剪定作業です。狭い足場でした。
 右の写真は当日ご協力いただいた皆さんです。左に剪定の済んだ生け垣が見えますです。

(このブログは毎週2回、月曜日と金曜日に記事を載せる予定ですので、また覗いてみてください)
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61.来年度の宇部北組仏教婦人会連盟


20141027アキノキリンソウ2
   20141027アキノキリンソウ1

 去る10月22日、小野の光安寺さんで宇部北組仏教婦人会連盟の来年度の運用に関する打ち合わせを行いました。
 出席者は、光安寺(今年度の事務局です)、明専寺(来年度の総会の会所(えしょ:会場のことです)です)、西念寺(宇部北組の組長です)と壽福寺(来年度から事務局を担当します)の各住職でした。

 打ち合わせの結果、来年度の総会を概略次の要領で開催することとなりました。
 また時期が来ましたらご案内しますが、ご参加いただきますようご予定おきください。

 1.日時 4月9日(木) 10:00~(昼食を準備します)
 2.場所 明専寺(宇部市瓜生野)
 3.ご講師 大津東組 清福寺住職 林 正文師
 4.内容 午後には林師のご指導で、腕輪念珠の製作を行う予定です

 ここで、仏教婦人会についてその概要を記しておきます。
 

1.組織・目的(宇部北組仏教婦人会連盟規約より)
 本連盟は宇部北組内各寺院仏教婦人会を以って組織し、仏教婦人としての資質向上をはかり、仏婦間の連絡協議・研修等をおこなう事を目的とする。

2.組織
 仏教婦人会総連盟
  全国の各教区仏教婦人会連盟により構成されています。総裁には大谷流豆美お裏方が就任されています。

 山口教区仏教婦人会連盟
  山口教区内の婦人会連盟の組織です。

 宇部北組仏教婦人会連盟
  宇部北組内の寺で結成されている単位婦人会を構成員とする組織です。
  今回の打ち合わせは、この連盟の運用に関する打ち合わせだったということになります。

 山口教区仏教婦人会連盟単位会
  各寺の婦人会です。

3.宇部北組仏教婦人会連盟
 (1)構成
  宇部北組内の12カ寺の単位婦人会によって構成されています。

 (2)役員
  会長:12カ寺の単位婦人会会長に3年任期で順番に連盟会長を勤めていただきます。来年度から壽福寺の杉山博子会長に連盟の会長をお願いすることになります。
  事務局寺院:連盟会長の所属の寺が同じく3年任期で担当します。従って、来年度から壽福寺が事務局となります。
  他に副会長2名、会計監査1名、理事(各寺の坊守、単位会の会長)に役員をお願いしていまいます。

 (3)行事
  総会:年1回開催されます。2014年度の総会の報告はこちらを。「2014年度宇部北組仏教婦人会連盟総会」
  役員会:年1回開催されます。

(おしらせです)
 ブログの画面の右下の方に「カテゴリ」という記事を分類して示す場所がありますが、ここに「仏教婦人会」という項目を作り、婦人会に関連する記事をここに入れるようにしました。

(写真は、アキノキリンソウという植物です)
 アキノキリンソウは鮮やかな黄色でこの時期の野山を明るく彩る植物です。

(このブログは毎週2回、月曜日と金曜日に記事を載せる予定ですので、また覗いてみてください)

60.ご存知ですか(7):領解文


20141024ウメバチソウ1
 20141024ウメバチソウ2 20141024ウメバチソウ3

 今日は、「領解文(りょうげもん)」とお呼びしているご文について学びたいと思います。
 前回からお正信偈に入ったところで行ったり来たりのようで恐縮ですが、11月9日の報恩講でもご唱和しますので、内容を見ておきたいと思いました。

 「領解文」は「もろもろのぞうぎょうざっしゅう・・・」で始まるご文で、寺の法座では「領解出言(りょうげしゅつごん)」の言葉に続いて皆さんで唱和いただいているご文です。

 この「領解文」は第八代宗主の蓮如上人がお作りになられたと伝えられています。
 簡潔な文章なのですが、浄土真宗の教義を口に出して陳べることができるようにまとめられ、またみ教えについての誤解に対して正しい理解を示していただいているご文です。

 ご文全体は「安心(あんじん)」、「報謝(ほうしゃ)」、「師徳(しとく)」、「法度(ほっと)」の4つの段に分かれています。

 もろもろの雑行雑修(ぞうぎょうざっしゅう)自力のこころをふりすてて、一心に阿弥陀如来、われらが今度の一大事の後生(ごしょう)、御たすけ候(そうら)へとたのみまうして候(そうろ)ふ。(安心の段)

 たのむ一念のとき、往生一定(いちじょう)御たすけ治定(じじょう)と存じ、このうへの称名は、御恩報謝と存じよろこびまうし候ふ。(報謝の段)

 この御ことわり聴聞申しわけ候ふこと、御開山(ごかいさん)聖人御出世の御恩、次第(しだい)相承(そうじょう)の善知識(ぜんぢしき)のあさからざる御勧化(ごかんけ)の御恩と、ありがたく存じ候ふ。(師徳の段)

 このうへは定めおかせらるる御掟(おんおきて)、一期(いちご)をかぎりまもりまうすべく候ふ。(法度の段)

 内容を見てみますと、

 「私たちは、阿弥陀如来のお力(本願力)におすがりする以外、どのような自力の行によっても往生を得ることはできないとお示しいただきました。そのことをお受けして、私の往生浄土という一大事については、「間違いなくおまえを救う」と願っていただいた阿弥陀如来のお力にお任せします、と、おすがり申し上げます。

 このように阿弥陀如来にお任せするという信心をいただいたとき、如来のお救いの力により私の往生浄土は間違いないものとありがたく承り、これから後のお念仏は、阿弥陀如来のこのご恩に対する報謝として、喜びのうちにお称えいたします。

 このみ教えをお聞きすることができるのも、開祖の親鸞聖人がこの世にお出ましいただいたおかげであり、またその後代々み教えを受け継いでいただいたご門主方がお勧めいただいたおかげであるとありがたく存じております。

 このように念仏申す身になったからには、私は浄土真宗の門徒として定められた掟を生涯を通じてお守りする所存です。」

 「領解文」の中に「たのむ」という言葉が2回出てきます。この「たのむ」という言葉は誤解されやすいように思います。
 「たのむ」は現代語では「依頼する、お願いする」といった語感で使われることが多いように思われますが、「領解文」で使われている古語の「たのむ」は「信頼する、たよる、まかせる」という意味だと伺いました。「お願いする」のではなくて、「お任せする」ということです。

 「自力」という言葉は、浄土真宗のみ教えの中心をなす「他力」という言葉に対する言葉です。
 「自力」「他力」については、また改めて考えさせていただきたいと思っていますが、親鸞聖人の次のお言葉を記しておきます。ここにも「たのむ」という言葉が使われています。

 「自力といふは、わが身をたのみ、わがこころをたのむ、わが力をはげみ、わがさまざまの善根をたのむひとなり」
 このご文は、聖人が著わされたされた『一念多念文意』という書物からいただきました。聖人は、「自力の心」を「阿弥陀如来の本願を疑う心」だとされています。

 (写真はウメバチソウという植物です)

  前回のムラサキセンブリと同じ10月11日に秋吉台で出合いました。右は蕾と独特の形をした葉です。
  ウメバチソウという名前は、花が梅鉢という家紋に似ているところから付けられたという説明を読んだことがあります。そういえば、梅鉢という名前のお菓子もあります。

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59.お正信偈を読む(4):帰敬の頌


20141020本典

 今回からお正信偈の内容に入って行きたいと思います。
 今日は、最初の2句です。

 これからは、次のように、「御文」(お経本の文です)、「訓読」(漢文で書かれた御文の読み下し文です)、「訳文」(現代語訳です)の順に記載していきます。
 この訓読は『浄土真宗聖典 第二版』(普通『注釈版聖典』と呼ばれています)を、訳文の方は『浄土真宗聖典 顕浄土真実教行証文類(現代語版)』を使わせていただきます。

 「訓読」というのは漢文を日本語式に読み下したもので、むかし漢文を習った経験からこうすると理解しやすいように思いますのでこれを加えました。ただ、横書きになりますので返り点などは打てませんが、前の御文と比較しながら読んでみてください。

 
「御文」: 帰命無量寿如来 南無不可思議光 (きみょうむりょうじゅにょらい なもふかしぎこう)
「訓読」: 無量寿如来(むりょうじゅにょらい)に帰命(きみょう)し、不可思議光(ふかしぎこう)に南無(なも)したてまつしる。
「訳文」: 限りない命の如来に帰命し、思いはかることのできない光の如来に帰依したてまつる。

 前回の「お正信偈の構成」のところで書きましたように、この最初の2句は親鸞聖人がご自身の信心を表明された部分で、「帰敬の頌」と呼ばれています。

 ここでは第1句に「無量寿如来」、第2句に「不可思議光(仏)」という2つの仏さまの名前が出てきますが、この2つの仏さまは同じ仏さまで、私たちのご本尊である阿弥陀如来のことです。
 「無量寿」とは限りない命を表し、「不可思議光」とは私たちが思いはかることができない(智慧の)光を表し、阿弥陀如来の光が時間と空間を超えていつでも、どこでも私たちに働き続けていただいているということを示しています。
 阿弥陀というお名前は、インドのサンスクリット語に由来し、「無限の光、無限の寿命」を表すことばだとお聞きしました。

 次に、「帰命」と「南無」です。
 これも同じくサンスクリット語の「ナマス」という語に由来していて、「南無」はその音写で、「帰命」はその意訳です。いずれも、「帰依する、仰せに従う」ということを意味しています。
 親鸞聖人は、「ここをもって「帰命」は本願詔勅(しょうちょく)の勅命なり。」と書かれ、「帰命」は阿弥陀如来の「お前を救うから全て我に任せよ」というお呼びかけであるとお示しいただいています。

 私たちが口にするお念仏「南無阿弥陀仏」は、この阿弥陀如来のお呼びかけが私たちに届いたことを示し、また「私のことは阿弥陀さまにお任せします。ありがたくもったいないことです」という私たちのご恩報謝のことばだと、味あわせていただきたいと思います。

 (写真は『教行信証』のお正信偈の最初の部分です)
  このご本は、得度式という僧侶になる式典の後に授与されたものです。浄土真宗ではこの『教行信証』を「ご本典」とお呼びし、もっとも大切なご本の一つです。

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58.お正信偈を読む(3):構成


20141017センブリ1
   20141017センブリ2

 「お正信偈を読む」の最後の記事が5月19日でしたから、それからほぼ5か月が経過したことになります。

 久しぶりのお正信偈ですが、まずお正信偈の構成について見てみます。

 お正信偈は、以前ご説明しましたように漢文で書かれた「偈」(げ=「うた」)で、60行、120句、840文字で書かれています。
 親鸞聖人がお書きになった『教行信証』(正式には『顕浄土真実教行証文類』とお呼びしています)という書があるのですが、その「行巻」の最後の部分にこのお正信偈が置かれています。聖人はその前の部分で次のように記されています。

 「そこで、釈尊のまことの教えにしたがい、また浄土の祖師方の書かれたものを拝読して、仏の恩の深いことを信じ喜んで、次のように『正信念仏偈』をつくった。」
 聖人は、阿弥陀如来の深いご恩を、釈尊の説かれた教えとインド、中国、日本の高僧方の教えを通じて喜び、讃嘆されこのお正信偈を書かれたのです。 

 お正信偈は次のような構成になっています。

 ○帰敬の頌(ききょうのじゅ)=2句(帰命無量寿如来、南無不可思議光)
  お正信偈の最初の2句に当たり、聖人がご自身の信心を表明された部分です。

 ○依経段(えきょうだん)=42句(法蔵菩薩因位時~難中之難無過斯)
    聖人が「釈尊のまことの教えにしたがい」と述べられたように、『大無量寿経』というお経に説かれた釈尊のみ教えを讃嘆された部分です。この段は、次の2つの部分で構成されています。
   弥陀讃=18句(法蔵菩薩因位時~必死滅度願成就)
   釈迦讃=24句(如来所以興出世~難中之難無過斯)
 
  聖人は、この段で阿弥陀如来のご本願とそれをお伝えいただいた釈尊のみ教えを喜び讃えられています。

 ○依釈段(えしゃくだん)=76句(印度西天之論家~唯可信斯高僧説)
  聖人が「浄土の祖師方」として大切にされたインド、中国、日本の七人の高僧方(「七高僧」とお呼びしています)のみ教えを讃嘆された部分です。
   序讃=4句(印度西天之論家~明如来本誓応機)
   本讃=68句(釈迦如来楞伽山~必至信心為能入)
   結讃=4句(弘経大士宗師等~唯可信斯高僧説)

  この「本讃」の部分で、聖人は次の七人の高僧方の教えを取り上げられています。この七高僧(しちこうそう)方のおかげで、2500年前にインドで説かれた釈尊のみ教えが、遠く時間と空間を超えて現在の私たちに伝えられたのです。
   インドの高僧=龍樹菩薩(りゅうじゅぼさつ)、天親菩薩(てんじんぼさつ)
   中国の高僧=曇鸞大師(どんらんだいし)、道綽禅師(どうしゃくぜんじ)、善導大師(ぜんどうだいし)
   日本の高僧=源信和尚(げんしんかしょう)、源空聖人(げんくうしょうにん)
   源空聖人は親鸞聖人の師、法然聖人のことです。

 このように、親鸞聖人は、このお正信偈によって阿弥陀如来のご本願とそれを説かれた釈尊のみ教え、そしてそれを伝えられた七高僧のみ教えを記し、浄土真宗の基本を整理してお示しいただきました。

 (以前の「お正信偈」の記事を一部修正しました)
  それは、お正信偈をお経と記述した部分です。
  私たちは、お正信偈も「お経」とお呼びしていますが、この「お経」という言葉は時代によって様々な広がりを持っています。

  「お経」の一番狭い意味は、釈尊が説かれたみ教えを記したもの、とするものです。それまでは口伝されていた釈尊の言葉は、釈尊の滅後に文字の形で「お経」として伝えられることになりました。

 その後、この「お経」を各言語に翻訳したものや註釈書などが作られ、これらも「経典」とされ広い意味の「お経」となりました。その数は、84,000もあると言われています。
 中国では古くから国(皇帝)の事業として『大蔵経』と呼ばれる経典の編纂がおこなわれ、その中での「お経」の数は5,000巻を超えるものになっています。

 この流れで見てみますと、現在私たちが「お経」と呼んでいますのは、広く仏様の前で拝読するもの、という意味があるようですので、これはもっとも広い意味の「お経」ということになりそうです。
  ということもあって、前回の記事でお正信偈をお経とした部分は、「」を付して「お経」としました。

 (写真は、ムラサキセンブリの花です)
  10月11日に秋吉台で撮影しました。昔煎じて飲む薬草でセンブリという植物がありましたが、その紫色の花をした種です。
  凛とした気品を感じさせる花でした。

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57.報恩講のご案内です


20141013ムラサキシキブ1
   20141013ムラサキシキブ2

 下記により報恩講をお勤めいたします。
 報恩講は、親鸞聖人の90年にわたるご生涯を偲び、そのご労苦に対してお礼申し上げる浄土真宗では最も大切なお勤めです。  
 是非お誘い併せてお参りいただきますようご案内いたします。

 なお、午後のご法話終了後に第2回目の勉強会を開催いたします。

 1.日時
  11月9日(土) 10:00~(午前、午後席です)

 2.ご講師
  山名 真達 師(厚狭西組 願生寺ご住職)

 3.その他
  (1)お斎をご準備いたします

  (2)午後のご法話の後で第2回の勉強会を開催いたします
   前回に引き続き、「お正信偈を読む」として、お正信偈に説かれた内容およびお正信偈の拝読方法について、ご一緒に学びたいと思います。

(写真は、境内のムラサキシキブの実です)

 7月21日の記事で、「花が咲きました」とお伝えしたムラサキシキブ(正しくは、コムラサキですが)の実がつきました。鮮やかな紫色の実が輝いています。

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56.新聞を配りました

 
 20141010小河内1 

  前回ご紹介しました新聞『壽福寺だより』の10月号のご送付が完了しました。
 今回は、この新聞のご送付についてご紹介します。

 新聞は、総代さんがおられる地域につきましては総代さん(16名おられます)にお願いして配っていただいています。また遠隔地を中心に郵送もしますが、その他の地域につきましては直接お宅に伺ってお渡しするようにしています。

 今回の配布では、総代さんのお宅以外に約40軒のお宅を訪問しました。
 お留守だったりして直接お渡しできず、郵便受けに入れるという場合も多くありますが、お顔を見てお渡しできることもあって、立ち話しですがちょっとした会話ができることがありがたいことだと感じています。

 今回は7日と8日の二日で大部分をお配りしました。
 7日には寺に近い地域、8日には宇部、小野田地域の配布となりましたが、両日とも快晴で汗ばむほどの陽気で、ハイキングのような気分で配ることができました。
 その中で、入院されていたご主人が退院されたと喜んでお話いただいた方、体調が思わしくないとおっしゃっておられた方、「これを持って帰って」と花の苗をいただいた方・・・・いろいろなやり取りがありました。

 遠くにお住まいになってご法座にお参りいただけないご門徒さんで、年末のお取り越しに伺っていないお宅は、ご法事がない限り一年間に一度も顔を合わさないこともあるわけです。
 これではいけない、と、お宅への道順を覚えることも兼ねて、できるだけ直接お渡ししたいとやってきましたが、これからも可能な範囲でお伺いしたいと思っています。

(写真は、途中に小河内で出合った風景です。)
 一面に咲いていたヒガンバナもいつの間にか消えて、近づいて来る本格的な秋を感じました。

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55.新聞版「壽福寺だより」(10月号)を発行しました


20141006新聞1
   20141006新聞2

 新聞版「壽福寺だより」10月号を発行しました。

 今月号の記事は次の通りです。

(1面)
 「秋法座をお勤めしました」
 「秋法座ではお世話になりました」
 「ご連絡です」
  お取り越し
  来年のご法事
  秋の褒章
  山口別院報恩講
 「報恩講のご案内です」
 「ジャズのライブ演奏会のご案内です」

(2面)
 「第1回の勉強会を開催しました」
 「ご存知ですか(3)『お仏壇』」

 新聞の送付案内と併せて、次の項目を該当の方にはご連絡しています。
 ○お取り越しの予定日時
 「お取り越し」は本山の報恩講に先だって(摂り越して)、各ご家庭でお勤めいただく報恩講です。例年11月に入ってからご門徒さんのお宅をに伺ってお勤めしています。
 この報恩講は、親鸞聖人の90年にわたるご苦労をしのび、お礼申し上げる法座です。浄土真宗では最も大切な行事の一つで、 記事にもありますように、本山、壽福寺の他山口別院でもお勤めされています。
 ○来年の法事
  来年1月から3月の間に年忌を迎えられるお宅には、そのご連絡も併せて行っています。4月以降の予定については、次号の新聞配布時にご連絡する予定です。

 今回の「ご存知ですか」は、「お仏壇」です。
 新聞の記事は、前回このブログでご説明した内容の要約になっています。ご門徒さんからいただく質問もお仏壇に関するものが多く、時々誤解されているところも見受けられることから今回取り上げました。

 今回の新聞を作成している途中で、プリンターの2つの色が印刷されないというトラブルがありました。結局、強力ヘッドクリーニングというのをやって、なんとか印刷することができました。
 その途中で、最悪印刷ができなくなったことを想定して調べてみたのですが、ネットから印刷を依頼するという方法があることを知りました。
 経費的にも余り違わないようで、印刷する手間も考えたらこちらも検討の価値があるかもしれません。

  ご門徒さん以外の方でこの新聞をご覧になりたい方がありましたら下記までご連絡ください。メール添付の形でお送りします。
 jufukuji2@yahoo.co.jp

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54.ご存知ですか(6):お仏壇(2)


20141003仏壇1
    20141003仏壇2

 「ご存知ですか」は前回で「浄土真宗の教章」を終えましたので、今回はもう一度「お仏壇」に戻ります。

 前回の「お仏壇(1)」ではご本尊と脇掛について見ましたが、今回は「お仏壇(2)」として「荘厳(しょうごん)」について見ていきます。
 荘厳とは、お仏壇のお飾りのことを言います。

 お仏壇には、仏具を置く場所として、一番上の段の上卓(うわじょく)、下にあります前卓(まえじょく)、それと机に似た形の経卓(きょうじょく)があります。
  いずれも、「卓」は「じょく」と読みます。以前、「焼香」の時に出てきた焼香卓(しょうこうじょく)も同じです。

 この前卓には、左に花瓶(「かひん」と読みます)、右に蝋燭立(ろうそくたて)、中央に香炉(こうろ)という三つの仏具(三具足:みつぐそく)を置きます。この灯、香、華は、阿弥陀如来の智慧と慈悲を表す大切なお飾りとされています。
 
 花瓶には、買ってきたものでなくて結構ですので四季おりおりの花を生けましょう。その場合、とげや毒のある花、造花などは使わないようにしています。
  香炉には金香炉と土香炉があるということは、「焼香」のところでご説明した通りです。

 また、上卓には華瓶(けびょう)を左右に一対置き、中央手前にに火舎(かしゃ)と呼ばれる香炉の一種、奥に蝋燭立の四つの仏具(四具足:しぐそく)を置き、お仏飯をお供えします。
 華瓶には水を入れて、樒(シキミ)などの青木を挿します。この水はお浄土の清らかな水を表していると伺いました。
 お仏飯は阿弥陀如来からいただいたお恵みに感謝してお供えするもので、ご飯を炊いたときにはまずお仏壇にをお供えします。お仏飯は、ご飯を高く盛って(ハスのつぼみを模したものだと言われています)上卓にお供えし、昼までにはお下げしてご家族でいただいて下さい。  

 経卓はお経本を置く場所です。
 ご門徒さんのお宅に伺いますと、この経卓に花瓶や蝋燭立、香炉、マッチ、線香などが置いてあることがありますが、経卓の上に置くのはお経本だけにします。
 経卓の左には御文章箱に収めた御文章を、右には小鏧(しょうきん:「おりん」とも呼ばれます)を置きます。

 ご法事や報恩講(おとりこし)、お盆、お彼岸などの改まったお勤めの場合には、上記の三具足のうち、花瓶(外側)と蝋燭立(内側)を一対に変えて五具足(ごぐそく)とし、打敷(うちしき)という三角形の布を卓に掛けることがあります。

 お仏壇には様々な形や寸法のものがありますので、仏具を置くスペースが足りない場合などは、一部を省略していただいても結構です。ただその場合でも、灯、香、華の三具足とお仏飯はお供えするようにしましょう。

 また、お仏壇は阿弥陀如来のお浄土の姿を表わしたものであり、ご本尊として阿弥陀如来(またはお名号)を安置する場所ですから、次のようなものはお仏壇の中には置かないようにしましょう。
  他宗教や他宗派の仏像、お札、お守りなど。
  故人の写真。写真を飾る場合は、お仏壇の外、たとえば長押や床の間などに置きます。
  故人の位牌。故人の法名などは過去帳に記して、お仏壇内に置くか経卓の引き出しに収めるようにします。
  水、酒、たばこなど。故人が好きだったものでも、お仏壇の中には置かないようにします。

(写真は、寺のお仏壇です)

 左は全体の写真です。丸で囲ってありますのが上から上卓、前卓、経卓です。
 右は上卓の写真です。このお仏壇には、上卓と前卓の間にお供えものを置く段がありますので、餅と果物をお供えしています。  

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